少子高齢化が進み、価値観や生活スタイルが多様化する現代において、デジタル技術を活用した公共サービスの新しい価値創造が求められています。
武邑さんからは、データを資源とする社会がもう来ていることを欧州の事例を踏まえてご紹介いただき、欧州市民によるデータ主権、スマートシティへの主体的な取り組みとそれを実践するためのシステムについてのお話をいただきました。
若林さんからは、次世代ガバメントのゴールとはなにか、自己主権の観点から行政がやるべきことについて、また大量生産モデルから新たなプラットフォームモデルへの問題定義とそれを実現していくためにDXはどういかされるべきかについてお話をいただきました。
また、トークセッションでは久元喜造神戸市長とファシリテーターの祇園景子さんも参加し、地方の公共サービスを担う自治体政府の存在意義や、データ社会のあるべき姿、公共サービスの受益者である市民や民間企業の「公共」への関わり方のこれからについて、神戸の現状を踏まえながらトークセッションを行いました。